2024年は、前年末の紅白歌合戦へのアクセサリー納品という光栄なお仕事を終え、新しい1年を意気込んでスタートしました。

家族の応援を受けながら挑んだ特別な経験であり、デザイナーとしても母としても自分を誇れる瞬間でした。

このような経験をさせていただけたことに、心から感謝しています。

今年は、ヘアアレンジのトレンドに大きな変化があり、特にリボンを使ったスタイルが注目を集めていました。

リボンの存在感が強い分、その他のアクセサリーを合わせるとヘアスタイルがごちゃごちゃしてしまうという課題もあり、

fluaのアクセサリーをどのように提案するべきか、頭を悩ませることが多い1年でした。

それでも、「fluaだからこそできる提案」を考え抜き、花嫁様に寄り添うデザインを模索しました。

その一方で、

多くのお客様が引き続きfluaを選んでくださったことも大きな励みとなりました。

お写真や感想をいただくたびに、

「人生で最も輝く瞬間をfluaと共に迎えました」という言葉が胸に響き、アクセサリー作家としての幸せを実感しました。

家庭では、3人の子どもたちが成長し、

長女が思春期を迎えたことで親としての悩みも増えました。

彼らに寄り添いながら仕事を続けることは決して簡単ではありませんでしたが、

ヘアメイクさんやスタイリストさん、花屋さん、ドレスショップの皆様といった

業界の素晴らしい方々からお声掛けいただいたことが、大きな支えになりました。

今年は、仕事を通じて「人とのつながりの大切さ」を改めて感じた1年でもあります。

東京での展示会も無事に終えることができ、来場されたお客様が「Instagramで見たこの作品を探していました」とおっしゃってくださる姿を見ると、情報発信の大切さを強く感じました。

また、その日にドレスの試着に行かれるお客様も多く、アクセサリー選びが結婚式全体の準備に役立っていると知ることができ、非常に嬉しい瞬間でした。

展示会では、持ち合わせたパーツを使い、その場でアレンジしたアクセサリーを制作するなど、オンラインではできない臨機応変なサービスを提供できることを改めて実感しました。

こうした体験を通じて、「fluaならではの魅力」をこれからも発信し続けていきたいと思います。

ファッションやアクセサリーの世界は、

常に変化し続けるものです。

今年は、時代の流れやトレンドを敏感にキャッチしつつ、自分の感性や制作能力を磨き続ける大切さを痛感しました。

これからも、人の心に寄り添うアクセサリー作りを目指して、前向きに進んでいきたいと思います。

2024年もfluaのアクセサリーを手に取ってくださった全てのお客様に感謝を申し上げます。

2025年も皆様の期待に応えられるよう、心を込めて作品を作り続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。